範囲と内容
p.27-29「京都の鳥と俳句/川村多實二」所載. カットは猪原大華. 鳥を詠んだ俳句を,鳥の種類毎に列記.ウグイス,ミゾサザイ,ホトトギス,ガン・カモ,ユリカモメなど. 引用句(抄): 山崎や笹鳴近き寺格子 古泉 / 笹鳴や山影かぶる二尊院 池冷 / 鶯の高音や高雄梅が畑 道立 / うぐひすや夢想国師の堂の前 巣兆 / うぐひすはみだれ声なり小関越 暁台 / 黄檗や茶園の中の三十三才 燻風 / 杜宇鳴やら淀の水車 宗因 / ほととぎすふたつの橋の淀の景 惟然 / 時鳥平安京を筋違に 蕪村 / ほととぎす貴布ねへ通ふ禰宜ひとり 来山 / 八瀬にある駕屋三軒ほととぎす 虚子 / ほととぎす啼て入りけり南禅寺 北枝 / 古茶新茶宇治はいそがし時鳥 諷竹 / 雁がねや翼にかけて比良横川 許六 / 広沢やひとり時雨るる沼太郎 / 雁のつら崩れかかるや勢多の橋 北枝 / いざ登れ嵯峨の鮎くひに都鳥 貞室.