[35mm映画フィルム]
記述レベル
item
資料番号
Ar MOV 2013/6 / 3
数量
1 本.
日付
(大正12年[1923]9月1日以後; 使用フィルム製造年[推定]から1925年以降の成立の可能性もあり.)
1923-09-01/1923-09-01
出所・作成
大阪毎日新聞社
京都帝国大学工学部建築学教室
主題
関係者名
資料の利用

原本の存在と所在
京都大学大学院工学研究科吉田建築系図書室.
範囲と内容
フィルム原本は, もともと「建築学教室」記載のある金属製のフィルム缶に収納されていたが, フィルムの劣化のため, 別の新しい金属製の缶へ移し替えた.
フィルム原本は, タイトルや内容の区切りを単位にして着色されていた. 各単位の着色は, フィルム全体に同じ色で覆うかたちだった. 少なくともそれぞれ, 「大正十二年九月 実写 関東地方大地震 贈京都帝国大学 大阪毎日新聞社」のタイトル部分に薄い青色, そのタイトルに続く地震発生後の映像に薄い赤色(または茶色), 「焼跡」の後〈ケラレ〉の発生した画面から薄い紫色にちかい青色, をみてとることができた(色はいずれも現在の状態で表現している).
フィルム原本は, 冒頭無地フィルム(不透明, 砂色)を除き, 透明と着色の継ぎ目が, すくなくとも5ヶ所, 確認できた. 継ぎ目により区別できるフィルムは, パーフォレーション(フィルム両端部の孔)余白に記される(印刷される)記載から, フィルムじたいの製造者を推測できる. それぞれつぎのとおり. (1)「魔の手の刻々に延びつゝある 大東京」云々と見える部分は, 「ANSCO」「EASTMAN」「KODAK」とあった. (2)「大正十二年九月 実写 関東地方大地震」云々のタイトル部分(薄い青色)は, 「PATHE CINEMA FRANCE」とあった. (3) つづく薄い赤色(または茶色)の部分には, パーフォレーション余白に文字列を確認できなかった. (4)「焼跡」の題字の見える一連の部分には, 「AGFA」と見えた. (5) 画像に〈ケラレ〉のある薄い紫色にちかい青色の一連の部分には, 「KODAK」「NITRATE FILM」と見えた. (6) 最末尾「終」と大阪毎日新聞社のマークが重なっている部分(透明)では, 「KODAK」「NITRATE FILM」とあった. (1)〜(6)で同じ製造者のフィルムの重複があるように見え, このほか同じシーンや同じ着色のなかで同種のフィルムが使用され継ぎ目がある可能性はあるものの, すくなくとも3, 4種類の異なるフィルムが使用されているとおもわれる.
のち, フィルム原本は, 劣化を修復し, モノクロの不燃性フィルム(PETベースフィルム)へ複製された. このモノクロ複製フィルムより, デジタル化(テレシネ)を実施した.
パーマリンクURL
https://da.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/metadata/repositories/2/archival_objects/15342
ARK(former)
https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/ark:/62587/ar60934.64558